ふきがおいしい季節
2023.5.18
みなさん、こんにちは。馬狩まどかです。
私の暮らす地域では八重桜が咲き始めました。桜のリレーもこれでおしまい。もうすぐ春が終わっていくなぁと感じます。そしてちょうどこの時期は、春の山菜シーズン真っ盛り。春一番のふきのとうから始まって、お隣さんからいただいた立派な「うど」は、酢味噌和えと天ぷらにしてぺろりといただきました。
今日のコラムは、また別の日にご近所さんからいただいた「ふき」を調理しておいしくいただいたおはなしです。ぜひ最後までお付き合いくださいね。
ふきをいただいたら、とにかく早く茹でます。そうしないと時間が経てば経つほどあくが出てしまうのです。
大きな鍋にたっぷりの湯をわかしてふきを入れて3分ほど。
お水に取りながら皮をむいていきます。
すぐに調理しない場合はたっぷりの水につけて冷蔵庫へ。3~4日ほど保存できますよ。
おいしそうなふき、どうやって調理しようかな?
今回はだし煮と梅漬けを作ることにしました。
まず、だし煮は、濃い目のだしを500㏄ほど取って、砂糖大さじ1、塩小さじ1/2、酒とみりんがそれぞれ大さじ1。ちょっと濃いかな?くらいがちょうどいいです。
次に、適当な長さに切ったふきを鍋に入れて、弱火で10分ほど火を通します。あとは火を消して、冷ましながらだしのうま味をふきに吸ってもらいます。
さ、あっという間にできあがり!ふきのいい香りとだしの香りがとっても相性が良くてたまらないです。あたたかくてもひやしていただいても、おいしいですよ。
年齢を重ねるごとに、こういう素朴な味が沁みてくるようになりました。
さて、次は梅漬けです。
5年前に漬けた、しょっぱくて酸っぱい我が家の梅。ちびちび大事に食べて、残りがあと少しになりました。この梅干しの梅としそ、あとは梅酢を使います。
梅としそをこまかくみじん切りに。
容器に、みじん切りにした梅としそ、梅酢(なければ寿司酢でも)
そこに、みりん大さじ1、砂糖小さじ1を入れ、600wのレンジで30秒加熱してアルコールを飛ばします。
そこにふきを入れて、さっと混ぜて。
冷蔵庫で冷やしたらできあがりです。
普段、子どもたちはふきなどの山菜をあまり食べないのですが、梅漬けはよく食べてくれるので嬉しくなります。こうやって旬ならではの味や楽しみを覚えていてくれると嬉しいなぁ。
さて、次は何しよう?
→ 前回の記事【スパイスカレー】
馬狩まどか うまかりまどか
自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。
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