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チュートリアル・徳井義実さんに聞く 「ワタシを癒やす住まいと暮らし」 こじらせてるって、ある意味幸せの形?

Comehome!

2023.7.5

インテリアや料理にこだわる〝暮らし系男子〟を目にすることがふえ、うれしい昨今。その代表選手としてお話を聞いてみたいと思ったのが、お笑い芸人の徳井義実さんです。YouTubeチャンネルで披露する〝こじらせ〟た暮らしぶりに、ハマる人続出。そのわけは? この記事は、現在発売中の雑誌『Come home!vol.70 』から一部抜粋してお届けします。


徳井義実さん :1975年生まれ。福田充徳さんとお笑いコンビ「チュートリアル」を結成し、テレビをはじめ各方面で活躍中。2021年にYouTubeチャンネル「徳井video」を開設し、企画、撮影、編集すべて自身で行っている。現在チャンネル登録者数は50.5万人。吉本興業所属。


「ある程度の年齢になってからは
家でひとりですごす時間を大事にしていますね。
意外と暗いんですねって言われること多くて(笑)」


「どうぞ」と気軽な感じでドアを開け、ご自宅に招き入れてくれた徳井さん。リビングに入ると、自然光がたっぷり入る暖かな部屋で、来客にも動じる様子なく、愛猫たちがくつろいでいました。


「人懐っこい性格」という徳井さんの愛猫ミコ。


インテリアで最初に目を引いたのは、ブルーグレーの壁際に立てられた有孔ボードのディスプレイシェルフ。「ここ、よく動画の背景になるから何か作ろと思って。ネットで見てホームセンターで材料集めて。キャットウォークにもなってます」。多忙な芸人さんがこのマメな暮らしぶり。「僕の動画、予算少ないから手作りでいいかって」


「僕がこう名前を呼んでつめとぎをカリカリすると、さっと上ってきて真似するんですよ。可愛いでしょ」。このこはエル。


実は、徳井さんのチャンネル「徳井video」は完全手作り。企画、撮影、編集まで自分でしています。ひとり料理をしたり、キャンプに行ってまったりしたりと、日常を淡々と切り取った動画は一見地味(失礼!)ですが、徳井さん独特のこだわり、もとい〝こじらせ〟が随所に挟まれていて、感心するやら、笑ってしまうやら。


YouTuneチャンネル「徳井VIDEO」の中でも人気のコンテンツが、【こじらせめし】シリーズ。この日のメニューはカキのクリームパスタ。手際いいですねとほめると、「カッコよく見えるように練習してるんです」とちゃめっけたっぷり。



このまな板や包丁、アルミのフライパンは徳井さんが企画プロデュースしたアイテム。 「TOKUI VIDEO STORE」で販売中。(詳細は雑誌『Come home!vol.70』でご紹介しています)


ひとりを楽しめるのは強み


昔から、大勢でお酒を飲むより家ですごすのが好きな性格で、30代後半になってからは、よりひとりの時間を大事にするようになったという徳井さん。気になることを検索したり、猫と遊んだり。特別なことはしていないと言いますが、それでも大切にしているのは


【何に時間を使うかは自分で決める】こと。


「たとえば、若手のころは欲しい家具を買えなくて。お金のないなかでちょこちょこそろえるとテイストがバラバラになっていくんで、いつかゆとりができたら統一したいなって思ってて。今はそういうことをやってますね」。ほかにもカメラや腕時計など、部屋のあちこちにさりげなく、趣味のものが――。


もとは家電から始まり、メカ好きが高じてカメラを集めるように。コンパクトデジカメから「ライカ」まで、機能美を兼ね備えたものが好き。


「僕みたいなの『こじらせてますね』ってよく言われますよね。独身をこじらせてるって意味なんやろうけど、すごいこだわってる人に対してこじらせてんなって言う場合もある。ほめられてないけど、100%悪いわけでもないなあって。それで動画でもよく【こじらせ】って使ってるんです。いい言葉ですよっていう気はまったくないですけどね(笑)」


この記事の続き、徳井さんプロデュースのキッチンツールや製作過程のお話については『Come home!vol.70』でご覧ください。


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