馬狩まどかさんのうま家の手しごと 木曜日連載 秋の庭で
2020.10.29
秋の庭で
みなさん、こんにちは。馬狩まどかです。
北海道の中でも、雪がたくさん積もる地域に住んでいる私たち一家。お庭も冬の支度を始めます。庭木が雪の重みで簡単にバキッと折れてしまうので毎年しっかりと木材を使って囲うのですが、本格的な作業はもう少し先。今回は秋の庭を楽しみながら子どもたちと少しずつ冬の支度をしたお話です。どうぞ最後までお楽しみくださいね。
【花や種を楽しむ】
寒い日が続くのにお庭にはまだまだ咲いているお花はたくさんあります。お花や木の実をとって、「冬の間に何作ろうか?」と話したり、家に飾るお花をチョキチョキ切ったり。
寒い北海道では越冬できない植物もたくさんあるので、来年の春のために種を取って保管したり
もう茶色くなってしまった葉っぱを使って薪ストーブでぐつぐつとお手製スープ。豪快なままごと遊びをして、楽しみながら過ごします。
【茎を刈り込む】
我が家のほとんどは株ごと越冬して、また来年花を咲かせる「宿根草」。その株が雪の重みや寒さで傷まないように、葉が枯れてきたものは枝切りはさみでチョキチョキ切っていきます。
【ウッドデッキで漬物用の大根干しを】
だいたい10月末になると、漬物用に大根を干します。干すことで水分を抜いて、うま味もアップします。(シャキシャキの歯ごたえを楽しみたいときは生の大根で漬けます)天気を見ながら10日ほどこのまま。
秋の庭で子ども達と一緒に遊んだり、てしごとをしたり、冬の準備をしたり、こういう時間がとっても好きです。子どもたちが大きくなっても、こういうふとしたことを思い出してほしいなと思っています。
さて、次は何をしよう?

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