お片づけがくれた母娘へのギフト ②  好きなモノ、大切なモノと暮らす体験



みつひろのりこさんの 自分らしくラクして楽しむお片づけ

2021.3.17

こんにちは!


春だなぁって感じた今日
窓を開け放ち
音楽流しながら掃除して
植物と座布団におひさまをプレゼントしました。



さてさて、「お片づけがくれた母娘へのギフト」②…好きなモノ、大切なモノと暮らす体験についてお話したいと思います。


よかったら、お付き合いくださいね。


我が家はまず、わたし自身がお片づけに励みました。


好きなモノも、大切なモノも、あまり好きではないモノも、なくてもいいモノ、いろいろ何でもある暮らしから
好きなモノと、大切なモノに囲まれた暮らしに向かって


 


埃をかぶった雑貨を本当に好きで大切なモノと言えるの?


本当に欲しいモノに似たモノを大切にできているの?


とりあえずの気持ちで買ったモノに、気持ちをかけたり労力を注いでる?


いつか使うかもって仕舞ってたあの子、存在を把握してた?


 


モノたちとしっかり向き合ったおかげで、好きや大切について本気で考え、自分の好きをごまかさず暮らしたいと思ったわたしは、コツコツ、時には失敗しながら、本当に好きで大切なモノと暮らし始めたのでした。


 


そんなわたしは、大切に選んだモノたちが並ぶ、あたたかくて、うれしくて、美味しい食卓の風景を、食いしん坊な娘たちの中に残せたらいや、それだけはさせて欲しいと思うようになりました。



お片づけの先にあるそんな風景が、いつか娘たちが自分の暮らしを営む時、心地よさの基準に入れてもらえるかもしれないと思ったわたしの作戦でもあり、心から娘たちに贈りたかった暮らしの風景でもありました。


 


 


そんな食卓の風景のために迎えたのが、今は岡山で作陶されている工房正島さんの土鍋たちです。



正島さんがまだ我が家の近くで暮らしていらっしゃった時に、少しずつ迎えた土鍋たち。


ずいぶん前に見つけた雑誌の中の正島家の食卓と台所の風景は、涙が出るほどあたたかく、全てが慈しまれている様子が、ずっとわたしの中に残っていました。


片づいたからこそ、本当にしたい暮らしのために土鍋を迎えようじゃないか!と足を運んだ日が懐かしいです。


 


初めて迎えた朝のお味噌汁用の土鍋。



二人暮らしの今は煮物にもちょうどいいサイズです。



昔ながらの台所風景に憧れがあるわたしは、土鍋がある台所を娘たちにも感じてもらえたらいいなとも思いました。


 


次に迎えたのは、同じサイズの土鍋を家族分として4つ。



わたしが子どもの頃、母が小さな土鍋でわたしのための鍋焼きうどんを作ってくれた時、特別に感じてうれしくて忘れられなくて
わたしもそんな思い出を娘たちにつくってあげたかったから。


 


実はお片づけしていて、我が家にはどんぶりという役割の器が必要だと感じていて、この土鍋ならどんぶりという器の役割もしてくれると思いました。ビビンバにもラーメンにも使える!


器と鍋が増えるのではなく、器にも鍋にもなることから、4つ迎えることに迷いはありませんでしたし、4つ並んだ姿は家族を表しているようで、毎日キュンとします。


 


娘たちが遅く帰る日には、ひとりすき焼きや湯豆腐などを準備でき、お先に頂きましたよ!みたいな鍋ではなく、頑張ったあなたのためのお鍋ですよって出せることにわたしが大満足でしたし、娘たちもうれしそうでした。


 


 


もし娘たちの中に土鍋のある風景が残ったとしたらその風景にはうれしそうなわたしの姿もあるのかもしれない。


食卓の風景と料理の味と一緒に
「片づけんね!」とおこりんぼだったわたしのイメージが、ほんの少し塗り替えられていたらいいな笑笑


 


 


長女と二女
性格も、好みも違います。


高校生になる時に選ばせたお弁当は、長女は曲げわっぱで、二女はスヌーピーのプラスチックのお弁当箱でした。



長女につくったサプライズ曲げわっぱ弁当。
おかずはごはんの中に。


 


毎日娘が使うお弁当箱だから、娘が好きなモノを選ぶことは大切なことで、わたしは曲げわっぱが好きだけど二女に曲げわっぱを押し付けなかったのは、自分で選んだという体験が大切だと思ったから。


押し付けがちな母のお片づけによる成長とも言えますね。


 



実はこのお椀には娘たちの名前が書かれてあります。


栗原はるみさんのお母様が、「はみちゃん」と書かれたお椀を食卓に並べてくださっていたと母になりたてのわたしが読んだ本に書かれていました。


わたしもいつかやりたい!と思っていたのですが、お片づけしたおかげで迎える決心ができ、オーダーしたのでした。


娘たちがお嫁に行くとき
持たせたい。


 


 


 


 


お片づけした気持ちのいい空間で、大好きで大切に選ばれたモノが大事にされている暮らしは、言葉で伝えなくても伝わっていたのだと、それぞれが自分の暮らしを作り上げていく姿に、ひしひしと感じました。


 


暮らしへの好みやセンスが笑えるほど全く違う姉妹だねと二女に話した時


「根っこは同じだと思うよ!うちで育ったんだから」って答えが返ってきて、心の中でうれし涙を流しました。



これだけはとっておくの!という二女も大人になったなぁと思わせてくれた瞬間でもありました。


 


暮らしの根っこ本当に好きなモノ、本当に大切なモノと、心地よく暮らす。


 


彼女たちが見てきたこと、感じてきたことが、彼女たちに受け継がれている様子は、母であるわたしにとってこの上ないお片づけからのギフトであり


娘たちにとって、感じて得た一生モノの暮らしのお守りになったのではと思っています。


 


 


ハードな毎日を家が癒してくれるからと選んだピカピカで真っ白な部屋に暮らしている長女。


恵まれた新築のマンションから少しレトロなアパートで暮らしてみたいという夢を叶えるため、バイトも、いろんな手続きも頑張ってもうすぐ引っ越しをする二女。


 


好みは全く違うけど
自分がしたい暮らしに貪欲な姉妹のようです。


アッパレ



こちらもいろいろ違うふたりで姉妹です。


 


 


次回の「お片づけからの母娘へのギフト」は、慈しんで手放す幸せな体験についてお話させてくださいね。


 


お楽しみに!


長くなりましたが
最後まで読んでくださりありがとうございました。


 


 


みつひろのりこ


 


 


 


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みつひろのりこ

ただ捨てること、ものを減らすことではなく、一緒に暮らしていきたいものを選んでいくお片づけを発信する「暮らしのくふう工房haco+」を運営。大分県日田市在住。

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