変化する暮らし・子ども部屋編 ④ ~巣立ちのお片づけのススメ~



みつひろのりこさんの 自分らしくラクして楽しむお片づけ

2021.6.23

こんにちは!


先日、庭の紫陽花を見ていたら
あげたい人が思い浮かびました。



あげたい理由は、白い紫陽花が綺麗だからもあるけれどしばらく逢えていない間のいろいろな「ありがとう」を伝えたくなったからでした。


そんなわたしの気持ちを知るはずもないその方から突然連絡があり、思いがけず紫陽花を渡す事ができました。



突然だったので、素敵な包装紙はなく、これまで束ねたことがないほどの沢山の紫陽花を新聞紙に包むことになったのですが
その方が心から喜んでくれているのを感じ


新聞紙だったけど、想いは伝わるんだって
すごくうれしかった梅雨の晴れ間の出来事でした。



 


では、暮らしの変化子ども部屋編
【巣立ちのお片づけのススメ】のお話をさせていただきます。


よかったら、お付き合いくださいね。


 


 


今では宝物の部屋という位置付けになっている娘たちのクローゼット。



そこには「洋服」がありません。
掛ける場所はあるのですが
掛かった洋服は1枚もありません。


巣立つ時に持っていく洋服が
娘たちにとって必要な洋服だからです。


娘たちにとって大切で必要な洋服は
娘たちの暮らしの中にあるからです。


 


我が家の娘たちの巣立ちは、大学進学に伴うものでした。


これからメイクもしちゃうぞ!という気持ちと共に、既にあった洋服、新しく買った洋服、どちらも、大学生になることを意識して選び、ダンボールに詰めていったことを思い出します。


巣立ちという大きな節目だからか?
娘たちが思い描く未来に向けての取捨選択は
なかなか潔いものがあり
「まだ新しいんじゃない?」
と言ってしまったり
「本当にいらない?」
と聞いてしまったこともありました。


だけど、未来に目を向けている娘たちは
自分の選択を疑うことなく
わたしの言葉では気持ちが揺らがない姿は
なんだかかっこよくも感じました。



こちらは長女が初めて一人暮らしをした時のクローゼット。ここにある洋服が、娘にとって必要なモノ。


 


「ここは子ども部屋だから、何を置いていってもいいよ〜」


もし、わたしがそんな風に思っていたら
クローゼットには沢山の着ない洋服が掛かっていたことでしょう。


だけどわたしには、これからの子ども部屋を、娘たちに代わって大切にしていきたいという未来計画があったからこそ、そんな雰囲気を醸し出すことはありませんでした。


 


 


もちろん娘たちが巣立ちの春に、全てのモノに決断ができたわけではありませんが


子ども部屋は物置ではなく、大切にしていきたい空間だと、親のわたし自身が思っていたことで


「必要なモノを段ボールに詰めなさい!」
という引越しの準備ではなく


「必要なモノは新居へ、新居には持って行かないけれど大切にとっておきたいものはクローゼットへ」という【巣立ちのお片づけ】を一緒にやれたのだと思います。



 


引越しの準備

巣立ちのお片づけ


似ているようで違います。


 


 


これから先、子ども部屋をどうしていきたいかのビジョンがなかったら、我が家の子ども部屋は、子どもたちが向き合い損ねたモノたちで溢れた「子ども部屋」のままだったと思います。


たとえ、「子ども部屋」として残しておく場合にも、帰省した子どもがホッとできたり、懐かしい思い出に触れられる空間にしておきたいと、わたしは思います。



 


子どもが巣立つ時
子どもが、いつものように出かけた抜け殻のような部屋のまま送り出すのではなく


これまでの「子ども部屋」にありがとうと
また帰ってくるからね!みたいな挨拶のような【巣立ちのお片づけ】を一緒にして、送り出すのはいかがでしょうか?


「ありがとう」と「またね」


子ども部屋も喜んでくれる気がします



 


 


 


綴っていたら、いろいろ思い出し、涙が出てきました。


完璧ではないけれど【巣立ちのお片づけ】を終えての巣立つ日の朝、長女の時も二女の時も、いつも敷きっぱなしで乱れていたお布団が綺麗に畳まれていて子どもが家を出ることへの実感が湧き、胸がチクリとしたことを思い出しました。



これは二女の巣立ちの朝の風景。


 


遠くに巣立つ人
近くに巣立つ人


子どもたちにもいろいろな未来がありますが


【巣立ちのお片づけ】だと意識するのと
【引越しの準備】だと意識するのとでは


あとに残るモノや気持ちが違う気がしています。



 


 


子ども部屋をどう変化させていきたいか?


どんな役割を持たせたいか?


そのような事について考え、未来のビジョンを持つことは


子どもたちを、より具体的な【巣立ちのお片づけ】へと導くことができるように思います。


もう大きくなったんだから、自分でやれるでしょ!では決してなく
【巣立ちのお片づけ】は、子どもにとって初めての経験だと考えると、伝えておくことや、聴いておくこと、歩み寄ることなどが見えてくるはずです。


 


【巣立ちのお片づけ】は
巣立つ人と巣立たせる人の両方が
それぞれの場所で
幸せに暮らすことに繋がっている気がしてなりません。


 


いつか
そんな日が来たら
【巣立ちのお片づけ】のこと
思い出してもらえたらうれしいな。


 


大きくなったけど【巣立ちのお片づけ】が初めてな我が子と、巣立った後の子ども部屋のビジョンに向けて、お片づけしてもらえたらうれしいな。



 


 


 


来週は、子ども部屋編、最終回。


ひとり、またひとりと巣立つ度に
変化していった子ども部屋の風景と共に
まとめをしたいと思います。



 


楽しみにしていただけたら嬉しいです。


 


 


今日も最後まで読んでくださり
本当にありがとうございました。


 


お礼に
美味しいアイスティーを



 


みつひろ のりこ


 


 


 


みつひろさんのこの他の連載記事はこちら


みつひろのりこ

ただ捨てること、ものを減らすことではなく、一緒に暮らしていきたいものを選んでいくお片づけを発信する「暮らしのくふう工房haco+」を運営。大分県日田市在住。

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