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収納見直し大作戦「玄関収納:役割りの見直しと整理」



馬狩まどかさんの うま家の手しごと

2022.2.10

 みなさんこんにちは。馬狩まどかです。
 前回のコラムからご紹介している「収納見直し大作戦」。まず簡単なところから…と、季節のお洋服収納の整理からはじめた収納の見直しでしたが、同時にいろいろな場所の作業も進めています。今回は、長年手付かずだった玄関の納戸のお話です。どうぞ最後までお付き合いくださいね。



 わが家の玄関スペース。右のドアから、寝室、その隣がトイレ、ブルーグレーの扉がリビングで、左のドアが半畳ほどの納戸になっています。(一番左の棚は靴箱)



 この納戸スペースにもともと扉はなく玄関隣の和室へと直接つながる廊下でしたが、ここを使って玄関と和室の往来をすることはなかったので、和室を洋室へと手直ししたときに半畳ほどの個室になるように作り直したのでした。
 ただ、ここには、工具や日用品・食品のストック、読み終えた新聞…。整理しても整理しても、すぐに物があふれかえって散らかってしまう…。常に「片付けなきゃ、整理しなきゃ」と頭の片隅にもやもやと気がかりな場所として居座っていました。
 そこで、あれもこれもと隠すように詰め込むのではなくて「何を収納すべきか」を明確にして整理しなおすことにしました。
 まずモノを出していきます。(画像が粗くてごめんなさいね)



 もうすぐ整理するからとりあえず片付けよう!と詰め込んだ結果、テトリスのようになっている所も…。


 棚もすべて取り外していきます。



 もともとの壁紙(木目調)と、コンパネがむき出しで出てきました。



黄色いコンパネの横の壁紙部分は下地が入っていないので、フックが付けられなく不便極まりない!ということで、



以前外で使っていた板を車庫から引っ張り出してきて張っていきます。



 それから、暗さを少しでも払拭できるよう真っ白にペイント!



 よしよし。と、このあたりでひとり満足してきています。でも、ペンキを塗ったのに、真ん中あたりの黒いライン、気になりますよね。これは強力両面テープが取りきれなくて残ってしまった部分。でもここは納戸だし、丁寧にペンキを塗る必要はなし。収納してしまえば黒い部分も見えなくなるので、細かいことは気にしません。



 そして棚を戻して。



 この場所に収納するものは、夫に希望を聞きながら整理していきました。夫からは、
・家の中で使うちょっとした工具はここに収納して欲しい。
 (大きな電動工具や沢山のビスや金具は別の場所に収納しています)
・取り出しやすくして欲しい。
   とリクエストがあったので、


【この場所に収納するもの】
・日常使いの工具
・トイレや玄関で使用する日用品のストック
・お米とお味噌
・読み終えた新聞


【収納の工夫】
・よく使うものはワンアクションで取り出しや片付けができるように
・引き出し収納で脱テトリス化を目指す
・工具はすぐにごちゃごちゃしてしまうので細かく項目分けする


として、収納しなおしてみました。
 いつもこの場所は、収納用品になるべくお金をかけず、別の場所で使用していたものの使いまわしでどうにかしのいできましたが、今回は使いやすさ重視でサイズもぴったりのものを探し、夫にプレゼンをし(うるさいことは言わない夫ですが、お金にかかわることは「購入理由」を必ずプレゼンします)、ニトリの引き出し収納でほぼ統一しました。



 まず、最上段にはトイレットペーパーと、ティッシュのストックを置きました。



 左の白いボックスはニトリ。右のワイヤーバスケットは無印良品です。このワイヤーバスケットはつい最近まで台所の調味料入れにしていたもので台所の収納見直しをして空いたものですが、とりあえず他の場所で使用する予定がないことと、調味料の汚れが充分に落ちきらないので、ここで使用してみています。(まだ使い勝手を見ている状態)
 もともと、わが家のトイレ内のトイレットペーパー収納でも無印のワイヤーバスケットを使用していて(右がトイレットペーパー、左が生理用品)、



トイレットペーパーを購入した時点で袋から出して納戸のワイヤーバスケットにセットしておいて、トイレのストックがなくなったら納戸のワイヤーバスケットごと交換、という風にしています。今のところは快適です。



 トイレットペーパーなどの下には、マスク、掃除機用具、生理用品のストックを収納しています。マスクは玄関と、私と夫それぞれの車内に置いているので、持ち出しやすさを考えてこちらに。また、マスクの消費が早く一度に多めに購入しているため、大人・子どもと分けてたっぷり収納できるようにしています。(写真:子ども用マスク)



右上から時計回りに、大人用マスク、生理用品ストック、掃除機用品、子ども用マスク



 その下の取り出しやすい場所には、すぐにごちゃつきがちな工具類。工具は主に裏の離れに収納していますが、サッと使いたいときにこちらにもある程度揃っていないと困るので、よく使うものだけを収納。



細かく分けないと、使いたいときに「あれ、どこ行った?」となるので、浅い引き出しに細かく分類しています。
右上から時計回りに、ブルーシート、テープ・壁紙や漆喰用の用具、工具、ビス、空気入れ・やすり・針金、庭の草花に使うもの(ワイヤーなど)



その下には、毎日使うお米とお味噌。こちらの容器は野田琺瑯です。



 一番下には、ニトリの積み重ねられるボックス。キャスターをつけて引き出せるようにしています。使用頻度の高いものはここにしました。左が読み終えた新聞、右がインパクト。



 インパクトは二段に分けて収納していて、上段にはインパクト本体、下段には充電器やアタッチメントをざっくり入れています。



 キャスターをつけたのは、この納戸には床下収納があるので、さっと移動できるように。




 お酒の趣味が丸わかりですね(ハイボール派)。あとは、ザラメや大量の塩など、高頻度で詰め替えが必要なわけではないものを。


 もともとこちらのドアにつけてはいたものの、全く活用していなかった100均一の金具をドア下部につけなおして、



 お客さんがいらしたときにサッと出せるようにスリッパを挟めています。



 このように、テトリス収納から変化した納戸を見て、娘たちは「ここを秘密基地にしたい!」と大興奮。夫も「お、すごいしょ!」と言ってくれて、ほっとしました。
 でもね…、



 納戸の中と一緒に塗ったこのドアまわりのまばゆい純白さが、壁やドアの色と合っていなくて気になって仕方がないのです。玄関は靴箱も含めてずっとDIYをしたい場所なので、全体像が浮かんでから一気にこちらも手直ししますが、とりあえず、玄関納戸収納の見直しと整理はおしまい。


 お部屋が整うと気持ちがスッキリしたり、頑張るぞのスイッチが入ったり、集中しやすくなったり。中学生のころからテスト前になるとよく模様替えをして気持ちを整えていました(でもそんなことやってばかりいて、肝心の勉強時間が確保できなかったタイプ…)。だから掃除や見える場所を片付けることはそれほど苦痛じゃないのですが、見えない部分や収納場所はおろそかにしてしまいがちな私。でも収納が整っていないと、常に頭の片隅に何となく不安があって「すぐに見つかるかな」「あれってどこに片付けたかな」「あの書類っていつまでだったけな」…と、頭の中が忙しい私は、すぐに解決できないのにそこにばかり引っかかって「やらなきゃやらなきゃ!」と焦ってしまって。そんな中、夫や子どもたちに「あれはどこ?」なんて聞かれたら、もうフリーズです。


 前回のお洋服収納を整理し終えて、一つ「やらなきゃ」が減ると、気持ちにゆとりができました。そして、今回の玄関納戸を片付けたことで、長年の「手付かずの使いにくい玄関がもったいない。何とかしたい」というもやもやから解放されました。


 頭が忙しいのは自分で止められないから、不安なことで頭がぐるぐるしないように、「あ、これどうするんだっけ」をすぐに解決できるような「きっかけ」があると気持ちがうんと楽になるんだなと実感しています。


 次回は、大きく変えた子ども部屋についてお話しますね。子どもたちの片付けの意識が変わったことと、朝時間にゆとりが生まれたお話もご紹介できたらいいなと思っています。


 最後までお付き合いくださってありがとうございました。また次回も遊びにいらしてくださいね。


 


 


 


→ 前回の記事【収納見直し大作戦「まず、すぐできるところから」】


馬狩さんのこのほかの連載記事はこちら


馬狩まどか うまかりまどか

自然豊かな北海道の石狩平野で、ご主人と2人の娘さんと一緒にスローライフを楽しむ。DIYで住まいを心地よい空間に模様がえしたり、季節の行事を家族で楽しんだり、日々のことをinstagramで発信。

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